変えるのは、こどもじゃなかった
ありのままのわたしを許し、愛すること

繊細っ子のママへ。
まずはあなたが、安心して深呼吸できる場所を

こどもに寄り添いたいだけなのに
どうしたらいいのかわからなくなる

「ただこどもと笑顔でいたいだけ」
なのに、うまくいかない。

朝の行くのか行かないのかのやりとり。
帰ってからの不機嫌さ。

傷つけたいわけじゃないのに
鏡に映る自分の顔はこわばっている。

繊細なこの子の気持ちに寄り添えたら、
この子の笑顔が見れる?

寄りそおうとするのに、
なぜか心はざわついている。

どんな声をかけたらいいのか分からない。

『私の育て方がいけなかった?』
いつも頭の片隅に居座っている。

泣きたいのは、 私のほう。

お母さん、
あなたが心から安心できる場所はありますか?

揺れてしまうのはあなたのせいじゃない ———

こどもの言葉に、涙に
心が揺れるのは、

愛が足りないわけでも
母親に向いてないわけでもない。

むしろ愛情は十分すぎるぐらい。

こどものことを、
自分のこと以上に考えて、
がんばってるよね?

「私のせいで、この子がこうなったのかも」
本当にそうなのかな?

きつい体のままで、
いつもやさしくいられる人なんて、
きっとどこにもいない。

自分の気持ちより、
この子の気持ちを感じとって、
いつも両方を抱えて生きているから、

知らないあいだに、
心の余白がなくなっていく。

だからこそ、
お母さん自身の心や体も、
同じように大切にしてほしい。

母としての葛藤と悩みは
こどもへの愛そのもの

それを、優しさや愛が足りないだなんて
どうか、あなたを責めないで。

「私は、こんなふうに感じてたんだね」って
気づいて認めてあげられるのは、あなただけ。

「私、よくやってるよね」 自分自身にも、
やさしく寄り添う言葉を、贈ってほしい。

それだけで、こどもとの関わり方も
やわらぐことがあるから——

繊細な子には体から届くケアがある

この子の繊細さは、
「生まれつきの気質だから」と
片づけられがちだけれど、

実はその繊細さに、
「体のサイン」が隠れていることがあってね。

気温や湿気に敏感だったり、
すぐに疲れてしまったり、
眠りが浅かったり。

体の揺らぎは、
心のゆらぎにも映りやすいもの。

だからこそ、
“心を整えること”と同じくらい、
“体の土台”も大切。

体に目を向けてみるだけで、
お母さんも、こどもも、
うんとラクになれる選択もあるんです。

わたしがもっと幸せに生きていくために

こどもの体に目を向けることも、
お母さんのゆらぎに気づくことも、
どちらも同じくらい大事なこと。

からだと心は、
親子それぞれの中で、
日々変わるもの。

一緒に笑っている日もあれば、
揺れが重なる時もあって、
それぞれに揺れる時もある。

そう一心同体のように感じることがあっても、
こどもはこども、わたしはわたし。

お母さんとこども。
どちらかが先ではなく、

“おやこで一緒に、
 揺れても戻れる力を育てていく”

薬膳は、
お母さんとこどもが心地よく生きるための
ひとつの知恵。

体と心が心地よい方へ、
自分たちの手で、
ただ愛し、慈しむ。

それが、私の伝えたい「おやこ薬膳」です。

おやこ薬膳サロン arugamama 主宰

おおもり 綾子

こども薬膳アドバイザー®
小児科・新生児科看護師
現役保健師