
おやこ薬膳サロン arugamama 主宰
こども薬膳アドバイザー®
おおもり 綾子
Career|
熊本生まれ、福岡在住、2児の母
看護師・保健師
こども病院や療育施設、新生児集中治療室で16年勤務
小3と4歳の2児の母です。
看護師として16年間、小児科専門病院・療育センター・NICU(新生児集中治療室)で、
病気や障がいを持つこどもたちや赤ちゃんとそのご家族に関わってきました。
学生時代は自閉症のこどもたちの療育活動に関わり、
遊びや社会生活を体験するお手伝いを通して、
「こどもと家族の日常を支える」活動に心を惹かれてきました。
現在は「おやこ薬膳サロン arugamama」を主宰し、
・おやこの体調サポートプログラム
・企業や地域での薬膳教室(リアル開催)
を行いながら、保健師として地域の保健活動にも携わっています。
薬膳に出会う前
私が薬膳を学びたいと思ったきっかけは、長女の行き渋りでした。
園に行くのを渋るたびに「私の育て方のせいかもしれない」と自分を責め、
優しくしたいのにイライラしてしまう自分に罪悪感と無力感を感じる毎日。
周りから「大丈夫だよ」と言われても、
心の中の孤独や焦りは消えませんでした。
同時に、私自身も慢性的な頭痛や不眠、突然のめまいに怯え、
いつもバッグの中には薬ポーチを入れておかないと不安でした。
どの不調も、付き合っていくしかないと諦めていました。
薬膳に出会った後

そんな私に「まず、あなた自身を労っていいんだよ」と教えてくれたのが、
薬膳の知恵でした。
自分のために温かいスープを作ったり、お茶を淹れたり、
まずは自分の「からだ」を調えることから始めました。
すると、いつのまにか薬ポーチを開ける間隔が空いていき、
それまで自分でも抑えようがないイライラが減っていくのを感じました。
体が楽になると、
「心の余白」が生まれていきました。
こどもの行き渋りや繊細な反応に対して、
「なんとかしなきゃ、変えなきゃ」と必死になっている自分さえも
そのまま受け止めて、許すようになり。
それは、薬膳が子育ての悩みを魔法のように消し去ってくれたからではなく、
「どんな波がある毎日でも、私たちは温かいごはんを食べて、ここで生きていけるから大丈夫」と、
私自身が自分の足で歩き出せる自信を持てたからでした。
完璧な食事でこどもを変えるためではなく、
がんばりすぎているお母さんの心と体を緩ませる。
薬膳は、そのための優しいツールだと思っています。
いま、お母さんの話を聴きたい理由

看護師時代、私が一番やりがいを感じ、救われた瞬間があります。
それは、「あなただから、この子と生きていくのがつらいって言えた」と
お母さんが泣いて本音を打ち明けてくれた時でした。
「あなたに担当してもらえてよかった」と言ってもらえた時、
私自身の存在を丸ごと認めてもらえたような気がしたんです。
「この子の繊細さは、私のせいかもしれない」
「ちゃんと愛しているのに、優しくできない」
そんな風に、今ひとりで苦しんでいるお母さんの話を、
私はただただ聴きたいと思っています。
先生として上から指導するのではなく、
少し先を行くお姉さんのようなポジションで、
あなたの心に寄り添いたいです。
まずは、お母さんが安心して胸の内を話せる場所。
そして、今のあなたの体質を知り、
今日からスーパーで買える食材で「今すぐできること」をまとめた、
あなただけのお守りのような「薬膳手帖」を一緒に作り、、
いろんな波がある日々を一歩ずつ、
自分を大切にしながら歩んでいきましょう。
完璧じゃなくていい、がんばらないのが養生です。
